近辺観光情報

広重美術館

平成6年、東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である、由比本陣公園内にある東海道広重美術館は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重(1797ー1857)の名を冠した、日本で最初の美術館です。収蔵品は、【広重・東海道三役】と異名をとる『東海道五拾三次』の「保永堂版」、「隷書東海道」、「行書東海道」の他、晩年の傑作「名所江戸百景」など、風景版画の揃物の名品を中心に約1400点を数えます。

   

 

清水銀行由比支店本町特別出張所

1925年竣工の清水銀行由比支店本町特別出張所は、1997年9月3日に国の登録有形文化財に登録されています。古典主義の様式を貴重にしたイオニア式が特徴でギリシャ神殿建築様式一つになります。柱上部のグルグルしたところがイオニア式です。

 

由比正雪生家

 

【慶安の変】慶安4年(1651年)、江戸幕府第三代将軍徳川家光の死の直後に、幕府政策への批判と浪人の救済を掲げ、宝蔵院流の槍術家丸橋忠弥、金井半兵衛、熊谷直義など各地で浪人を集めて挙兵し、幕府転覆を計画した。決起の寸前になり計画の存在を密告され、正雪は駿府の宿において町奉行の捕り方に囲まれ自刃した。享年47。正雪の生家とされる染物屋である。